映画
自分向けですが。 日本アニメは世界の潮流から外れている 片渕須直監督が本気で心配する、その将来:朝日新聞GLOBE+ 日本のアニメーション 「多様」ではない。厳密には「多様」な作品は非常にアンダーグラウンド。「インディー」との関わり。ここらへんにつ…
とあるところに出した文章をそのまんまコピペしています。 締切に間に合うように無理やり書き切った感があるので、今後加筆していく予定(別記事になるかも)です。 第一章 高畑勲と「リアリズム」 三重県宇治山田市(現在の伊勢市)に生まれた高畑勲(1935-…
高畑勲の著書『アニメーション、折りにふれて』(岩波書店、2013)のなかに「戦争とアニメ映画」という文があります。文中、冒頭で戦時中のアニメ映画を概観した高畑は『桃太郎・海の神兵』が1984年にフィルムセンターで上映されたときの若者の受容について…
新海誠監督の『天気の子』の感想です。私見偏見を多分に含んでいます。間に受けないようご注意ください。また、ネタバレがあるのでご了承ください。 僕個人の端的な感想としては、ほぼ全編PVだったな、という感じです。 Yahoo!、マクドナルド、チキンラーメ…
期間が空いてしまいましたが、声優論の続きを書いてみたいと思います。 前記事のまとめと課題の検討、また論を応用して具体的な作品(『プロメア』)における声優の演技がどうであったかを批評してみたいと思います。『プロメア』大好き!っていう方にとって…
日中共同製作『詩季織々』の感想です。話を延展してコミックスウェーブ作品(新海誠作品)についても。ネタバレ注意です。 まず、どこに向けて作られた作品なのかが一切伝わってこない。中国向けなのか、日本向けなのか。題材に対しアニメーションがあまりにも…
今回はアニメーション研究についての雑記です。 映画は絵画芸術と比べられることもありましたが、やはり本質としては写真に近いものではないかと思います。もちろん写真と絵画の関連はありますが。 僕も勉強途中なのであいまいな直感でしかありませんが、パ…
『みんなの物語』感想です。ネタバレ注意。前記事はこちら。 ikire-b.hatenablog.com 実に秀逸なタイトルだと思います。『キミにきめた!』はサトシが主人公で、彼が普通の男の子であるということが再提示された物語でした。対して『みんなの物語』は群像劇…
『劇場版ポケットモンスター キミにきめた!』と『劇場版ポケットモンスター みんなの物語』の感想と、その他ポケモンの映画についてあれこれ書いていきます。ネタバレあるので注意です。 ポケットモンスターは2016年にゲームシリーズが20周年、続いて17年に…
久しぶりの投稿です。年末に見た『スマホを落としただけなのに』の短い感想を。ネタバレ注意です。 非常に偏見に満ち満ちているのですが僕は邦画があまり好きではなく、それというのもだいたいがテレビドラマの延長にある安っぽいラブロマンスで飽き飽きして…
話題沸騰中の『若おかみは小学生!』を見てきました。その感想です。ネタバレあります。 本来TVシリーズと劇場版を同じ土俵で語ることは横暴ですが、午後に映画を見ようと午前中TVシリーズを一気に見たため、意識せずとも比較してしまい…。今回はTVシリーズ…
先日、新文芸坐のアニメスタイルセレクションvol.105に行ってきて、『さよならの朝に約束の花をかざろう』をまた見ることになったので前回から考えが変わったところなど。ネタバレ注意です。一応過去記事貼っときます。 ikire-b.hatenablog.com 以前は絶対許…
今日はアイドルマスターについての記事です。ちょっと前にアニマスを見て、最近「輝きの向こう側へ」も見たので少しだけ。ネタバレありです。 記事書こうと思ったきっかけについて。以下のブロマガを読んだのが大きいです。 ch.nicovideo.jp ch.nicovideo.jp…
実はブログを始めようと思ったきっかけは『この世界の片隅に』を見たからでした。天邪鬼だっていうのもあるけどどうにも「この世界」が絶賛されてるSNSの風潮が嫌で、ツイッターで長文ツイート連投しようかとも思ったけどフォロワーの迷惑にしかならないから…
4日に「さよならの朝に約束の花をかざろう」を見たので感想。フィルマークス(https://filmarks.com/users/tonkatu123)で書いたのを軽くリライトして。ネタバレあるので未視聴の方は注意です。あとわりと酷いことも書いてるので「さよなら〜」がすごく好き…