輝きの向こう側を夢見て

今日はアイドルマスターについての記事です。ちょっと前にアニマスを見て、最近「輝きの向こう側へ」も見たので少しだけ。ネタバレありです。

 

記事書こうと思ったきっかけについて。以下のブロマガを読んだのが大きいです。

ch.nicovideo.jp

ch.nicovideo.jp

あまり書くつもりはなかったんだけど、これ読んで触発されました。

結論から言うと、俺も「輝きの向こう側へ」は好きじゃないです。理由は殆ど両記事のはっぱPさんと同じ。

 

 

まず、キャラ格差。貴音、真、響、やよいは全然出番がないし、亜美真美はなんか間を持たせるために喋らされてるような。美希は戦隊モノで言うブラックみたいな強キャラやれやれ感のあるよくわからない立ち位置だし。プロデューサーの海外行きを聞かされて、部屋で響が泣いて亜美真美もつられてみたいなシーンがあると思うんだけど、あそこキャラにすごい違和感なかった? 声優も感情が入ってないような気がしたし。まぁこれは俺個人のキャラ解釈なので反論もあると思います。でも、微妙なSSを読んだときみたいな感じがあった気はする。

 

次に、M@STERPIECEが期待はずれだったこと。はっぱPさんも言ってるけど、盛り上がりに欠ける曲調だったなと。曲自体が嫌いなわけじゃないです。ただ、劇場版でクライマックスでやっとライブシーンってなるとどうしてももっとどかっとくる曲がほしい。これもはっぱPさんが言っていたことだけどEDと換えても良かったかな。どちらかというとM@STERPIECEはEDでダイジェストと一緒に流れて思い出が溢れてきて静かに号泣する感じが似合う曲調だと思いませんか? 集大成っていう感じはあるんだけど、それまでドラマで抑えられてた感情を発散する場がほしかったっていうのはあります。

はっぱPさんの二番煎じにしかなってないけど、ライブシーンをもっと多くして、最後にM@STERPIECEを持ってきていればよかったかも。幕が上がって新曲!っていうのは王道ではあるんだけど、そういう場面で来てほしいのはCHANGE!!!!みたいな曲じゃないかな。

 

最後に内容に関して文句を言うと、最初の眠り姫予告は必要だったのかと。そこで作画枚数使うならもっとライブに回して尺伸ばせばいいのにって思う。もともと無尽合体キサラギとかのノリがそこまで好きじゃないのもあって、出鼻をくじかれたなという印象が。キャラ格差の話をしたけど、それこそオープニングで生っすかをやって各コーナーでキャラ紹介すれば一つ山ができるわけで、そこに眠り姫予告っていうアニマスを見てる人前提のネタを持ってこられてもね。そもそも映画のつくりとしてイマイチ。

ミリオンの子たちが出てきたときはそういうことか!って思ったんだけど、結局映画でやるほどの内容かって感じだったし。それだったらミリオン組出さずに765プロASに焦点絞ったほうが良かったよね。

dergeist.hatenablog.com

dergeist.hatenablog.com

この記事読んで思ったけど、「輝きの向こう側」というのがなんだったのか。

アニマスで描かれた、成功、ライブ、トップアイドルという「輝き」の向こうにはさらなる困難と成長と未来が待っているっていうのが映画の結論で、その一つがアリーナライブであり、さらには千早と美希の海外行きであり、そして13人それぞれが一歩先へ進んでいくことであると思う。それにしては今回のドラマじゃ物足りないんじゃないかな。太ったとかあんな長いシリアスのオチに持って来るには軽すぎるし。

プロデューサーがハリウッドに行くっていう設定にするなら、それこそはじめから行かせちゃって、プロデューサー不在の中で奮闘する姿を描いたらまた違ったかもしれないね。それじゃアニマスと若干かぶっちゃうかな?

 

 

4年前?に公開された映画の感想をいまさら言ってもしゃーないですが、アイマス熱が再燃してるんで書きたくなりました。

はっぱPさんの気持ちはすごくわかります。はっぱPさんの、映画ひいてはアイマスコンテンツに対する思いは他の様々な作品にも当てはまると思います。本当に最近のアニメ・マンガにおけるファンのあり方、制作のあり方はこの先コンテンツの衰退を招く気がしてなりません。どう考えてもいまの状況は気持ち悪い。ポプテピのように話題性だけの流行り廃りが起きるようでは続くはずがないです。視聴者が思考を放棄しちゃいけない。先日、日本アニメーション界の父・高畑勲さんが亡くなられました。平成も残り一年となり日本という国自体が大きな節目を迎えているように、アニメーションもここが踏ん張りどころだと思います。どうか日本のアニメ・マンガが輝きの向こう側へ辿り着けますように。

 

 

 

最後にちょっと余談。

そもそも俺はアニデレからアイマスに入ったんですが、映画の感想漁っていたらアニデレの感想もちらほら目にしたので少し。

結構不評もあるんですね。個人的には素晴らしい出来だと思うんですが。シンデレラとして選ばれた女の子。苦悩を乗り越えた先の、12時過ぎの魔法。言わずもがな主役は卯月なわけですが、卯月の物語としてこれほどまでに完成された作品はないと思います。アニデレから入ったのでキャラ格差や性格改変等の継続ファン的不満はそうなのかぁと思うしかないのですが、卯月の話が気に入らない人は、したらどんな話なら満足したんだろうって思います。俺はアニデレを卯月の物語と捉えているんで、各キャラ話がおもしろくないっていうのは反論できないですが、通して見て総合的によくできているとは思わないんでしょうか? アニマスの方は団結がテーマだったと思うんですけど、なんだかとってつけたような感じがして(最初から竜宮人気ではじまってるし、そもそも離れ離れになっている描写が薄かった)、個人的にはアニマスよりアニデレのほうが出来が良いと思います。シリアス自体嫌いで美少女動物園がよかったって人もいるみたいですが、それは劇場とかでやっているわけで、そもそもアニマスから予想しろよって感じ。

まぁポエムバトルは完全にギャグですね。

 

ミリオンはアニメ化しないんですかねー。話変わりますが、25日にMRライブに行ってきます。ライブ初めてなんでドキドキです。アニマスよりアニデレのほうが好きだけど、キャラは圧倒的に765プロASが好きですね。貴音の日です。楽しみだー。