TOP 『夢の記憶装置』村田朋泰監督トーク レポート

今回はタイトル通りですが、東京都写真美術館で行われた『夢の記憶装置』の村田朋泰監督トークショーの内容をレポートする記事です。

 

このトークショーが行われたのは5月末だったのですが、なぜいまさらレポートを書くのかと言うと、なんとなく、参加したイベントのメモをそのままにしとくのもどうかと思っていたところ、Twitter等で自分が行けなかったイベントのレポートしてくださる方に助けられていることを思い出し、自分もちゃんと還元するべきなのかなぁと思ったからです。

とりあえず前置きが長くなっても仕方ないので以下レポートになります。メモを見つつ書いていますが、いかんせん半年近くも前のことなので細部が曖昧かもしれません。ご容赦ください。

 

 

 

三浪して東京藝術大学に入学

・大人が嫌いで、引きこもって制作活動をしていた

・『睡蓮の人』は卒業制作作品。ビデオカメラで(初期作品は一眼ではなくビデオカメラで撮影していた)撮影し、確認作業なしであったためゴミ箱などが動いていたりする

※確認作業しなかったのか、できなかったのかどっちなのかは覚えてないです。すみません。

・『朱の路』から市販の球体関節を使って人形を作るようになった

・『朱の路』の跳ねる雨粒は400個のプラ板で作成

・『松が枝を結び』は霧吹きの霧を何度も撮影して雨を描写。ドライの苔が水を吸ってだんだん生き生きしてきてしまった

・描きたいことを描く

※おそらく、作品にテーマはありますかというような質問を受けて

・路シリーズは仕草を描くことを重視したために、目と手が大きい造形になった

・『森のレシオ』のレシオの目にはドライフラワーが入っていて、発光する仕組みになっている

人形アニメーションは制約があること、自由に羽ばたけないことが重要

・『木ノ花ノ咲クヤ森』の狼はアイヌがモデル

・記憶を奪われること、原発の設置などで伝統が削がれていくこと

※おそらく、『木ノ花ノ咲クヤ森』以降の連作のテーマについて

・セリフが無いのは観客を集中させるためで、説明を排し、視覚や聴覚に残るものにしたい、体験としての映像を目指している

※これは僕が、なぜキャラがしゃべらないのですかと質問したことへの回答です

 

 

 

以上になります。

 

同じイベントに参加された方で、こんなこと言ってなかったよという箇所を見つけられた方はコメントで教えてくださると幸いです。